Japanese
Title(質問)EBMの実際についてご教示ください(大分県:K・I)
Subtitle質疑応答
Authors名郷直樹
Authors(kana)
Organization作手村国民健康保険診療所
Journal循環制御
Volume23
Number3
Page339-340
Year/Month2002/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
AbstractEBMは具体的な患者に関する問題解決の一手法であり, 5つのステップからなる行動様式である1)(表1). EBMを言葉で説明するのは難しい. EBMを知るには, EBMを実践する医師を目の当たりにするのが一番, 百聞は一見にしかず, である. しかし誌面にビデオを貼り付けるというわけにもいかず(そのうちそんなことも可能になるのであろうか?), 今一度EBMを言葉で語るという困難に挑戦したい. 「症例なしにEBMを語るな」という掟を守り, まずは患者シナリオから. シナリオ 患者は77歳男性, 10年前より糖尿病にて通院中. αグルコシダーゼ阻害薬の服用でHbA1cは7台のコントロール. 高血圧の合併があり, ACE阻害薬とサイアザイド系利尿薬を服用中である. 血圧は140−150 mmHgのコントロールであるが, 最近尿蛋白が増加傾向にある. 今日の外来ではこれまでどおりの投薬で様子を見ることにした.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

【全文PDF】