Japanese | |
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Title | Off-pump CABGを円滑に行うための麻酔科医との相互理解 -今, 心臓外科医は何を考え, 何を行っているのか- |
Subtitle | 講座 |
Authors | 田代忠 |
Authors(kana) | |
Organization | 福岡大学医学部心臓血管外科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 23 |
Number | 4 |
Page | 430-434 |
Year/Month | 2002/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | はじめに 冠動脈バイパス術(以下, CABG)は人工心肺を使用し心筋保護液による心停止下に行われていた(on-pump CABG;以下, on-pump)が, 最近では人工心肺を使用せずに心拍動下に行うoff-pump CABG(以下, off-pump)が一般的になってきた. off-pumpは人工心肺の使用や心停止に起因する, 末梢循環障害, 微小塞栓, 炎症反応, 心筋障害などの障害が回避できることにより, より低侵襲でCABGが可能となった. その結果, 高齢者や心臓以外の臓器障害を有する重症例に対しても安全にCABGを行うことが出来るようになった1〜6). しかし, off-pumpは従来のon-pumpと大きく異なる特殊性を有している. それは, on-pumpでは冠動脈吻合中の循環は人工心肺により維持されているのに対し, off-pumpではバイパスを行われている心臓により循環が維持されている. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |