| Abstract | まだ残暑の残る名古屋国際会議場において, 9月6日（金）, 7日（土）の二日間, 島田康弘名古屋大学教授のもと, 「小児麻酔の現状と展望」という主題に沿って日本小児麻酔学会第8回大会が開かれた. この会場では再来年5月, 第51回日本麻酔科学会が開かれる予定になっている. 沖縄あたりに停滞した台風のために沖縄からの演者が到着できなくなり, 2題一般演題がキャンセルされたことは大変残念なことであった. 突然の大雨も短時間ながら降ったが, いったん会場に入ってしまえば, 会場内の移動は雨に濡れることなくできることは参加者にとって大変好評だった. その2題を除き84題の一般演題が全てポスターで展示された. 他に, 「小児周術期ペインコントロール」をテーマとしたシンポジウム, 「小児気道管理の工夫」をテーマにしたワークショップが開かれ, 大いに討論された. 今回の運営でシンポジウム, ワークショップが開かれたメイン会場にたくさんの参加者が集中し, 大いに討論が盛んだった理由に, 特別講演, 招待講演, サテライト講演, 一般演題との重なりがなく, 参加者のほとんどが会場に集まってくれたことが考えられる. |
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