Japanese | |
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Title | テルミサルタン持続性サルタンの特徴 |
Subtitle | 薬剤紹介 |
Authors | 小野善平, 谷口興一 |
Authors(kana) | |
Organization | 群馬県立心臓血管センター内科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 23 |
Number | 4 |
Page | 462-466 |
Year/Month | 2002/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | はじめに 高血圧症は脳心血管疾患の主要な危険因子であり, 高血圧症の治療の目的は, 血圧をコントロールする事のみならず標的臓器障害や脳心血管疾患を予防し, 生活の質・生命予後を改善する事にある. レニン-アンジオテンシン(RA)系は, 主要な活性物質であるアンジオテンシンIIにより血圧調節や体液量および電解質のホメオスタシスに重要な役割を果たすとともに, 心肥大や動脈硬化の促進等, 高血圧性臓器障害の進展にも重要な役割を果たしている. このRA系の抑制は, 降圧効果を超えた臓器保護効果を示すことが明らかになってきた. これまでアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬によるエビデンスは既に数多く集積しているが, 最近になり大規模臨床試験に裏打ちされたアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)のエビデンスも出始め, ARB自体のエビデンスに基づいた処方が可能になってきた1). ARBは副作用も少なく, 高血圧治療におけるその位置づけは今後益々大きくなっていくものと思われる. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |