| Japanese | |
|---|---|
| Title | 司会の言葉 |
| Subtitle | 特集 第12回循環器セラピューテイックフォーラム「低心機能例の不整脈管理」 |
| Authors | 三田村秀雄 |
| Authors(kana) | |
| Organization | 慶應義塾大学医学部心臓病先進治療学講座 |
| Journal | 循環制御 |
| Volume | 24 |
| Number | 1 |
| Page | 3-3 |
| Year/Month | 2003/ |
| Article | 報告 |
| Publisher | 日本循環制御医学会 |
| Abstract | 慢性心不全では, 最終的にポンプ不全が進行して死に至る例もあるが, 患者の約半数はそれ以前に突然死をとげ, そのほとんどは不整脈死である. では抗不整脈薬が突然死を阻止できるかというと, それも必ずしもうまくいかない. CASTやSWORDなどの大規模試験の結果は, 抗不整脈薬がむしろ予後を悪化させる可能性さえ示唆している. その中で限られた薬物が, 予後を改善させることがわかってきた. その代表がアミオダロンである. アミオダロンは確かに効果的で, 以前よりも積極的に使用されるようになってきたが, この薬物には多彩な作用のあることが知られ, 果たしてそのどの作用が予後の改善に結びつくのかが, 残念なことに解明されていない. しかし生命予後をより確実に改善するのは薬よりも植込み除細動器(ICD)である. しかもこのICDの威力は, 心機能の低い例でより発揮されることがわかってきた. |
| Practice | 基礎医学・関連科学 |
| Keywords | |