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Title | 第55回日本胸部外科学会総会 |
Subtitle | 関連学会印象記 |
Authors | 森田茂樹 |
Authors(kana) | |
Organization | 九州大学医学部附属病院心臓外科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 24 |
Number | 1 |
Page | 73-74 |
Year/Month | 2003/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 第55回日本胸部外科学会総会が平成14年10月9日から11日の3日間, 安井久喬九州大学教授の主催で福岡市のシーホークホテルアンドリゾートにて行われた. 「生命を吹き込む世紀へ, Hand to Hand, Heart to Heart」をメインテーマに内外から2,000人余りの参加者を集め活発な討議が行われた. 学術集会では4つのシンポジウム, 4つのパネルディスカッション, 6つの招請講演, 3つの教育講演が行われ, 胸部外科に関するUp-to-dataな議論がくりひろげられた. 「胸部外科におけるEBM」近年胸部外科においてもEvidenceに基づいた術式あるいは治療法の選択が求められてきた. 「長期予後よりみた僧帽弁手術におけるエビデンス:温存, 生体弁, 機械弁?」と題されたシンポジウムでは弁膜症とくに僧帽弁に対するアプローチが論じられた. 榊原記念病院の加瀬川均氏, 神戸市民病院の岡田行功氏らは, 豊富な症例に基づき弁形成術による優れた成績を報告し弁形成術が可能であれば弁置換術よりも形成術を選択するべきであることを長期予後より実証した. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |