Japanese | |
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Title | 経食道心エコー図(TEE)の基礎知識 |
Subtitle | 講座 |
Authors | 岡本浩嗣 |
Authors(kana) | |
Organization | 北里大学医学部麻酔科学 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 24 |
Number | 2 |
Page | 144-149 |
Year/Month | 2003/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「はじめに」経食道心エコー図, Transesophageal echocardiography(以下TEE), の周術期における有用性が認められて既に十年以上が過ぎた. その間, 数多くのTEEに関する総説や国内外での優れた教科書が世に出ているので, TEEに関する詳細はそれらを紐解いてほしい1〜5). TEEの分野に於いての最近5年間の大きな動きといえば, 時代の風潮でもあるガイドライン作りが進み, 1999年にアメリカ心エコー学会(ASE)/アメリカ心臓血管麻酔学会(SCA)は共同で, 術中或いは周術期のMultiplaneプローブによるTEEガイドラインが発表された6). そして2002年にはTEEを含む周術期心エコーのレポートの標準化が行われた. 参照したシートにあるように全ての心内腔, 弁, 大血管についての異常やその程度を標準的に評価し, レポートできるようにするものである. 標準化することで, 患者間の比較ができることに加えて, cost-effectivenessを含めた, 多施設共同での研究や調査をも潤滑にできうる利点がある. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |