Abstract | 第16回日本冠疾患学会は平成14年12月13日(金)と14日(土), 大阪ロイヤルホテル隣の大阪国際会議場(大阪市北区中之島)にて開催された. 本学会は内科系と外科系の共同作業が不可欠との考えに立脚して, 第7回より内科・外科の2人の会長制が採用されており今回も例年通り, 内科系;近畿大学医学部循環器内科教授石川欽司先生, 外科系;近畿大学医学部心臓外科教授佐賀俊彦先生の2会長のもと内科, 外科の両分野より演題が多数発表され, そのひとつひとつの演題に対して, 内科, 外科のそれぞれの立場からの活発な討議iがなされていた. また, 海外招請講演はCedars-Sinai Medical CenterのShah先生による“Inflammatory Paradigm of Athero-thrombosis”とCarolina Heart InstitutesのBolton先生による“OPCAB and the Process and Benefits of Early Discharge”と銘打たれた講演が企画され, 現在の日本と海外の日常臨床の違いと今後の日常臨床に有用な内容を聞くことができた. |