Japanese
Title抗アルドステロン薬の有用性
Subtitle特集-第24回総会シンポジウム2『慢性心不全の最新治療』
Authors蔦本尚慶*, 林優**, 石川千登世*, 前田圭子*, 酒井宏*, 大野慶人*, 和田厚幸*, 堀江稔*
Authors(kana)
Organization*滋賀医科大学呼吸循環器内科, **市立長浜病院循環器内科
Journal循環制御
Volume25
Number1
Page10-17
Year/Month2004/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract「はじめに」最近, アルドステロンが注目されている. レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系において, 過去の多くの基礎研究, 臨床研究ともにアンジオテンシンIIに焦点をあてたものが多かった. この傾向は, 高血圧, 心筋梗塞, 心不全などのいずれの病態においても認められる. アルドステロンが注目されるようになったのは, 慢性心不全患者における抗アルドステロン薬の有用性(RALES試験)が報告されたことが大きい. 「アルドステロンの心筋線維作用」10年以上前に, Weberらはラットにおいてアルドステロンが心筋線維作用を有し, その作用は血圧と独立していると報告した1). アルドステロンが腎血管性高血圧発症のラットにおいて, 心筋線維化は高血圧性肥大を生じている左室に加えて, 肥大を生じていない右室にも認められた. したがって, 血行動態のみでは説明がつかず, 内分泌的因子の関与が考えられた. さらに, 両腎摘出ラットにアルドステロンとナトリウムを持続投与したところ, アンジオテンシンIIはネガテイブフィードバックによって抑制されているにもかかわらず, 著明な心筋線維化が認めれた.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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