Abstract | 第41回となった今年の大会は『Fighting for Organ Failure』を主テーマとして東北大学加齢医学研究所の仁田新一先生が大会長をなさり, 仙台の仙台市民会館において平成15年10月30日から11月1日の期間で開催された. 今まで, 人工臓器分野における日本の独創性は優れていても, 製品化され販売されるものが少なくなかった. 今後は人工臓器学会が中心となり, 世界市場にでられるように産官学の共同研究を展開していくのに役に立つと思われる講演, 討論が随所に見られた. 「第32回膜型人工肺研究会」, 「定常流人工心臓シンポジウム『定常流ポンプにおける先端技術』」, 「第9回日本臨床補助人工心臓研究会」が同時開催された. 招請講演に海外から2人が招かれ, "Clinical experiences in application and control of a fully implantable rotary blood pump"Schima H. (University of Vienna, Austria), "CorAide and MagScrew technologies for mechanical circulatory support:current status and future prospects"Fukamachi K. (Cleveland Clinic, USA)の題で講演があった. Dr. Schimaは完全植込型定常流ポンプの臨床経験を講演した. |