Japanese
Title性差からみた日本人の急性心筋梗塞症の長期予後-HIJAMI研究の結果から-
Subtitle特集-第25回総会シンポジウム『男女差を考慮した麻酔・周術期管理』
Authors小川洋司*, 笠貫宏*, 八木勝宏*, 石井康宏*, 山口淳一*, 藤井真也*, 木村暢孝*, 小金井博士*, 住吉徹哉**, 土師一夫**, 本田喬**, 堀江俊伸**
Authors(kana)
Organization*東京女子医科大学循環器内科, **Heart Institute of Japan, Cardiology(HIJC)多施設共同研究グループ
Journal循環制御
Volume25
Number3
Page230-235
Year/Month2004/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract「はじめに」生活環境の変化に伴って, 近年我が国でも冠動脈疾患(Coronary Artery Disease:CAD)罹患患者数は増加している. しかしその有病率, 死亡率は, 欧米諸国のそれに比して決して高くは無いと言われている. 欧米におけるCAD患者を対象とした大規模研究の結果から, 冠動脈疾患の予後を悪化させる因子として, 高齢, 糖尿病罹患, 肥満, 高度の心肥大等が知られている. また急性心筋梗塞(AMI)を発症した場合には, 発症後の心不全の程度, 入院治療までの遅れ, 再灌流療法の不成功, 多枝病変, 低心機能症例, 腎機能障害の合併, 心室頻拍(VT), 心室細動(Vf)などの重症不整脈, β遮断薬を投与できなかった場合, 等が, その予後を有意に悪化させると言われている. Framingham研究の結果から, CADの有病率, 死亡率に性差があることは知られている1). 最近ではCADに罹患した女性患者の予後は不良であることが注目されている2). これらの知見はすべて欧米における大規模臨床研究の結果明らかになったことであり, 人種差, 生活環境の違いを有する我々日本人においても, 欧米の研究で得られた以上のような結果が得られるかどうかは明らかではない.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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