Japanese
TitleHarbor-ULCA Medical Center
Subtitle留学速報
Authors鶴谷英樹
Authors(kana)
Organization群馬県立心臓血管センター
Journal循環制御
Volume26
Number1
Page62-64
Year/Month2005/3
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract私は, 現在米国ロスアンゼルスに留学している鶴谷英樹と申します. この度, 留学速報執筆のお話があり, 皆様の参考となるかわかりませんが, 私自身の留学中の出来事や感想をご紹介したいと存じます. 私は, 群馬県立心臓血管センターにて, 循環器内科レジデントとして平成12年6月より15年5月までの3年間研修し, その間, 日常臨床を学ぶ他に, 心疾患患者における運動耐容能や運動中の呼吸応答などを学んでおりました. 偶然にもレジデント終了後に, 現在留学している, Harbor-UCLA Medical Centerへの留学の話があり, 決して多い機会ではないと考え留学を決めました. ただ, 最終的に決めるまでには, 色々な不安があったことを今でもよく覚えております. その時まず考えたのが, 日本での臨床を離れるという不安です. これについては, 以前留学を経験され現在日常臨床に戻った先生方に話を聞いたりしました. その結果誰一人反対する先生はおらず, 皆が口をそろえて, それ以上に貴重な体験であるので行くべきだ, と仰っていたことを考え, 留学を決めました. もちろんこの不安は留学している今でも, まったくないといったらうそになりますが, その分こちらでしか出来ないことを精一杯吸収しようと努力しております. 例えば, 今行っている実験はもとより, それ以外でも, アメリカでの医療の現状に直接触れられることは, やはり実際にこちらで生活をしないとわからないことが多いですし, 今後日本が抱えているような多くの医療問題や医療改革などを考える上で, 非常に参考になると感じました.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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