Abstract | 2004年8月7日から8月12日までの日程で, 第18回国際心臓研究学会世界会議(XVIII World Congress of the International Society for Heart Research)がオーストラリアのBrisbane Convention & Exhibition Centreにて開催された. 3年に一度開催されるこの学会は, 世界各地から心臓の研究に携わる研究者が集い, 熱い議論が交わされるが, 今回も, 25を上回る国々から数百名の研究者が参加していた. 日本からも, 世界的な仕事をされている多くの研究者が参加されていた. 会場となったオーストラリアのブリズベンは, オーストラリアで第3の都市であり, 日本からは直行便で約8時間の距離にある. 時差も+1時間ということで, 時差ぼけの心配がないのは有り難い. 今年の日本は例年に類を見ない猛暑に見舞われ, 連日35℃以上の真夏日が続いたが, 南半球のオーストラリアは気候的には日本と逆であり, 真冬であった. しかし, ブリズベンのあるQueenslandクイーンズランド州は, 亜熱帯性気候に属するため, 朝晩は肌寒いが, 日中は20℃近くまで気温が上昇し, ブリズベンRiver沿いにある人工ビーチでは, 泳いでいる人も見かけられた. 約一週間の滞在であったが, 天気は毎日非常に良く, 雲一つ見られない快晴が数日間続いた. 学会会場のBrisbane Convention & Exhibition Centreは, ブリズベン市街からは徒歩で20分ぐらい離れた所にあり, 周囲にはアミューズメント施設が集まっている. 学会参加者の多くは, 市街にあるホテルから散策をかねて徒歩で通って来ていた. |