Japanese
Title第57回日本胸部外科学会定期学術集会を終えて
Subtitle関連学会印象記
Authors小松幹志
Authors(kana)
Organization札幌医科大学医学部外科学第二講座
Journal循環制御
Volume26
Number1
Page70-72
Year/Month2005/3
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract第57回日本胸部外科学会定期学術集会を札幌医科大学医学部第二外科 安倍十三夫教授会長および森下清文事務局長の下, 札幌市のロイトン札幌札幌メディアパークスピカ両会場で, 2004年10月20(水)-22日(金)の3日間にわたり開催させていただきました. 初日はあいにく台風23号の日本上陸等で九州地域からの出席者に多少支障をきたしましたが, 2日目以降は台風も日本列島から遠ざかり, 最終の有料入場者数も2,500名を越え, 関係各位のご支援, ご協力にて無事に定期学術集会を, 大変盛会裡に終えることができました. 2004年度の本学会定期学術集会のテーマを「胸部外科学における新たなる開拓と更なる飛躍」(New Frontiers and Great Leaps in Thoracic Cardiovascular Surgery)と致しました. 今回の学術集会の応募演題数は, 1,378題で, この内, 798題を採択し, 採択率は57.9%でした. 学会場は第1-6会場と設定し, ビデオとポスター会場(第56会場)を札幌メディアパークスピカといたしました. 学会前日には学会の特別企画1として, Baue AE教授, 長田博昭教授の司会で, 英語による「世界各国における胸部外科領域の卒後専門医トレーニングの現況と将来の展望」(International Post Graduate Educational Program)と題し, 米国, 英国, 仏国, 独国, カナダ, 中国ならびに日本の7ヵ国からの代表者によって発表と討論を行いましたが, 日本の専門医制度が立ち遅れており, 参加各国から学ぶものが多かった事と思います. 特別企画2としては, 三浦雄一郎先生(プロスキーヤー獣医師)による「限界への挑戦新たなる開拓と更なる挑戦」と題してのご講演で, 70歳で再度中国側からの登頂に挑戦するため日頃からトレーニングに励むなど, 更なる挑戦に燃える姿勢に対し会員一同が深い感銘を覚えたことと思います.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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