Japanese
Titleカテーテル穿刺時のエコー
Subtitle第26回総会シンポジウム『周術期の安全確保にプラスになる心血管エコー』
Authors森野良蔵
Authors(kana)
Organization東京女子医科大学医学部麻酔科学教室
Journal循環制御
Volume26
Number3
Page187-193
Year/Month2005/9
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract中心静脈穿刺は臨床上有用な手技であるが重大な合併症も多数報告されている. 特に重症患者, 小児では重篤な合併症が生じやすい. 近年では従来の穿刺方法に代わりエコーガイド下による中心静脈穿刺が広がりつつある. 中心静脈には当然解剖学的変異も存在するが, エコーを使用すれば血管の位置関係を把握しやすく穿刺の成功率も上昇し安全に穿刺が可能になる, 最近ではエコーガイド下穿刺に使用可能な血管穿刺専用の小型エコーも市販されている. 中心静脈穿刺に有用なプローベはセクタプローベである. エコーガイド下の穿刺方法には穿刺前に血管にマークを付けた後その部分を穿刺する方法と, 清潔下でエコーを操作して血管を確認しながら穿刺する方法の2通りがある. 今後エコーガイド下の中心静脈穿刺が広がり安全に穿刺が行われることが期待されている.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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