Japanese | |
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Title | (質問)心血管リモデリングの現在における考え方についてご教示下さい(神奈川:S.R.) |
Subtitle | 質疑応答 |
Authors | 朝倉正紀, 北風政史 |
Authors(kana) | |
Organization | 国立循環器病センター心臓血管内科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 27 |
Number | 1 |
Page | 84-85 |
Year/Month | 2006/3 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 心臓は, さまざまなストレスに対し適応現象を示すが, その適応メカニズムが十分作動しなかったり誤った方向に向いていると適応不全が生じ心不全の原因となる. かかる心血管自体のストレスに対する変化を心血管リモデリングと総称している. 一般的には, 急性心筋梗塞後に生じる梗塞部分の菲薄化, 非梗塞部分の肥大, 拡大を伴う左室腔拡大現象やPTCA後に生じる血管内膜肥厚を指す. 心血管リモデリングを予防することは, 生命予後やQOLの改善に有用である. ACE阻害薬の心血管リモデリング予防効果は, 心筋梗塞後の治療に非常に有用であると考えられてきた. また, 最近は心筋細胞だけではなく, 細胞外マトリックスの重要性が強く示唆されている. 最近の話題として, 我々はアデノシン刺激をすることにより心筋梗塞後リモデリングを改善する結果が得られている. これらに関して, 簡単に概説する. 「心筋虚血後の心筋リモデリング」急性心筋梗塞後の経過とともに梗塞部, 非梗塞部に質, 量的変化が生じ, 左室形態の再構築が生じる. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |