Abstract | 第33回日本集中治療医学会学術集会は, グランキュウーブ大阪(大阪国際会議場)に11会場ならびにポスター会場を設け関西医科大学第二内科・心臓血管センター教授岩坂壽二会長のもと, 「こころ・集結・明日の集中治療」をメインテーマに平成18年2月2日から4日の3日間開催されました. 参加者は医師部門1803名, 看護部門1473名, 臨床工学部門130名で3300名を超える多数の参加者を集め盛会裏に終了いたしました. 会長の所属する関西医科大学ではこの1月に大阪枚方の「天の川」の地で新病院をオープンされたことに関連して会長の挨拶等々には星座に因んだ譬がしばしば見受けられました. 医師, 看護師, 臨床工学士合同部門の特別企画とされた「心臓救急への取り組み」と題した会長講演は, わが国で胸痛センターを最初に導入し絶大な成果を収められた先生の循環器疾患救急医療への先生の熱い思いを拝聴することができた. 新病院において構築された循環器疾患救急診療のハード面の整備とともに, 生じる種々の問題も医療チーム全員のこころの集結で解決され, こころを育てる各専門チームのリーダーと病院指導部の懐の大きさであるという言葉が印象的であった. |