Japanese | |
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Title | 司会の言葉 |
Subtitle | 第27回総会シンポジウム『再生療法と循環の制御』 |
Authors | 小室成 |
Authors(kana) | |
Organization | 千葉大学大学院医学研究院循環病態医科学 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 27 |
Number | 3 |
Page | 179-179 |
Year/Month | 2006/9 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 再生医学が注目を集めている. つい最近も皮膚の細胞をES細胞様に変換できたという記事が一般紙の一面を飾った. 基礎研究の内容がこれほど大きく報じられることは滅多にないことであり, これは再生医療に対する大きな期待の現れであろう. 循環器領域においても, 再生医学に関する研究は急速に進んでおり, すでに一部の疾患に対しては再生治療が行われている. 本シンポジウムでは, 主に再生治療のトランスレーショナルリサーチを行っている, つまり基礎研究から臨床試験へ進みつつあるグループに発表いただいた. 循環器領域の臨床は急速に進歩しているとはいえ, 未だ治療困難であり, 新しい治療法を待望している患者も多い. 一刻も早く基礎研究の成果を臨床に応用したいというのが, 我々臨床医全ての願いであろうが, そのためにもしっかりとした基礎研究と, それをふまえた前臨床試験が重要である. 循環器領域における再生医学が健全に, 大きく発展することを期待して, その現状と将来の展望を試みた. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |