Japanese | |
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Title | 低血圧麻酔の自動制御 |
Subtitle | 第27回総会シンポジウム『機械的循環制御』 |
Authors | 荒木光彦*, 古谷栄光** |
Authors(kana) | |
Organization | *松江工業高等専門学校, **京都大学大学院工学研究科電気工学専攻 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 28 |
Number | 1 |
Page | 12-16 |
Year/Month | 2007/3 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「はじめに」低血圧麻酔は, 大量の出血が予想される手術に対して, 出血量の低減を目的として行われるものであり, (1)輸血量の節減と輸血による副作用の回避, および(2)手術野の明瞭化による手術時間の短縮 という効果があるものと期待されている. 著者らは医学者と共同で低血圧麻酔の自動化の研究を行い, 臨床応用に至った. その結果, 骨盤内臓全摘仙骨合併切除術に関する比較で, 出血量および手術時間を平均値でおおむね2/3に減少させることが出来た. この研究については, すでに色々な切り口から報告しているが1-11), 本稿では, 薬剤作用の動的モデル作成から臨床応用時の危険回避アルゴリズムまで, 研究の全体像を紹介することに重点を置く. なお, 共同で研究にあたった医学者は, 京都大学生体医療工学研究センターの前谷俊三, 京都大学大学院医学研究科腫瘍外科の今村正之, 小野寺久, 坂本忠弘, 韓秀, 京都大学大学院医学研究科麻酔科の森健次郎, 白神豪太郎である(所属はすべて研究実施時). |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |