Japanese
Title総説 抗凝固治療の個別化における遺伝子診断(genotyping)の意義
Subtitle
Authors高橋晴美
Authors(kana)
Organization明治薬科大学薬物治療学教室
Journal循環制御
Volume28
Number2
Page109-114
Year/Month2007/6
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract「はじめに」ワルファリン(WF)は発売以来50年以上, 世界で最も繁用されている抗凝固薬であり, 特に日本では経口投与可能な唯一の抗凝固薬である. しかし, WF投与により生じる抗凝固効果(International Normalized Ratio;INR)には非常に大きな個人差が存在する. そのため, 日本人の至適治療域とされるINRを2前後にコントロールするためのWFの平均投与量は患者間で10倍以上も異なり, 特に初期投与量の設定が臨床上非常に困難である. 更に, WFの平均投与量は白人, 黒人に比較して日本人や中国人などのアジア人で少なく, 人種差の存在も示唆されている. そこでWFを経口投与後WFが血中に現われるまでの体内動態(Pharmacokinest;PK)に関する過程と, WFが血中に現われてから抗凝固効果(INR)を発現するまでの感受性(Pharmacodynamics;PD)に関する過程に分けて, それぞれの過程における個人差に関わる影響因子について, 日本人を含むアジア人, 白人, 黒人という異なる人種, 遺伝背景を有する患者を対象に様々の研究が報告されている.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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