| Abstract | 第34回日本集中治療医学会学術集会は, 神戸国際展示場, 神戸国際会議場, ポートピアホテルを会場に兵庫医科大学救急災害医学, 同/救命救急センター教授丸川征四郎会長のもと, 「集中治療の明日を創る-すべてはひとびとのために」をメインテーマに2007年3月1日から3日の3日間開催された. 本学会が有限責任中間法人となって初めての開催であり, また丸川会長はいわゆるコンベンションサービス会社の過大な手数料等に呆れ果ててと伺っているが, 教室員の皆様が中心になって準備運営された学術集会のあり方も問いなおした学術集会であったが, 4000名に達する多数の参加者を集め盛会裏に終了し成功であった. 医師, 看護師, 臨床工学技士合同部門のプログラムとして, 2日目に会長講演「人工呼吸器開発ヘの挑戦:いま, 何故, 国産人工呼吸器なのか?」が行われ, 丸川会長が2000年より開発にかかわつている国産人工呼吸器SSV-200の概要ならびに開発の意義などについて述べられた. 随所に新しい試みが取り入れられており, 大会前日の招宴でノンフィクション作家松本順司氏による「学の洪庵, 術の老柳」が特別講演として組み入れられていた. |
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