Japanese | |
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Title | (質問)最新の心肺蘇生法についてお教え下さい(京都府:I.Y.) |
Subtitle | 質疑応答 |
Authors | 谷川攻一 |
Authors(kana) | |
Organization | 広島大学大学院救急医学 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 28 |
Number | 3 |
Page | 247-249 |
Year/Month | 2007/9 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「Q;今回, 心肺蘇生に関わる科学的根拠と治療勧告コンセンサス(CoSTR)(以下, 国際コンセンサス2005)に基づいて日本版救急蘇生新ガイドラインが作成されました. 今回の主な変更のポイントはどこでしょうか. 」「A;皆さんご存知のように, 今回のガイドライン変更の最も大きなポイントは一次救命処置の位置づけがクローズアップされたことです. これには3つの背景があります. 一つは米国の救急医療先進地域において1990年代のAEDの導入にも拘らず, 社会復帰率の著しい改善が見られなかったという報告です1). もう一つは患者背景や一次, 二次救命処置が院外心停止患者の社会復帰へ与える因子について検討したところ, 迅速な救急通報とCPRそして電気的除細動が大きな影響を与えていたという報告2), そして3つ目は病院前救護におけるCPRにおいて胸骨圧迫中断時間が著しく長いことおよび胸骨圧迫が浅く不十分であったという報告でした3). こうした報告に基づいて, 国際コンセンサス2005では, 一次救命処置の中でも特に中断することのない質の高いCPRが強調されたわけです. 」 |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |