| Japanese | |
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| Title | 胸部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術―最近の動向― |
| Subtitle | 講座 |
| Authors | 岡克彦*, 神田圭一*, 夜久均* |
| Authors(kana) | |
| Organization | *京都府立医科大学大学院医学部研究科 心臓血管・呼吸器外科学 |
| Journal | 循環制御 |
| Volume | 28 |
| Number | 4 |
| Page | 314-318 |
| Year/Month | 2007/12 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 日本循環制御医学会 |
| Abstract | 「はじめに」胸部大動脈瘤は破裂すれば死亡に至る可能性の非常に高い重篤な疾患である. したがって瘤破裂の予防が治療となるが, 従来の開胸による人工血管置換術は手術侵襲が高度で, 近年改善されてきてはいるものの, 待機手術であってもその死亡率・合併症率は軽視できない. 胸部大動脈手術における最大侵襲要素は大開胸もさることながら体外循環である. 従来手術では補助循環の使用が必須で, 病変部位によっては超低体温循環停止・脳分離体外循環も必要となりうる. その場合出血量も増加し, 心不全・呼吸不全・脳循環障害などの合併症の誘因の一つとなる. しかし血管内治療では体外循環を回避することが可能であり, その著しい低侵襲性から高齢者やハイリスク症例に限らず重要な治療選択の一つとなっている. 治療の低侵襲化により循環制御を可能にする胸部大動脈ステントグラフト内挿術の概要を自験例もまじえて解説する. 「大動脈ステントグラフト内挿術の歴史」大動脈ステントグラフト内挿術の歴史は1969年のDotterによる実験的検討1)にはじまる. |
| Practice | 基礎医学・関連科学 |
| Keywords | |