Japanese | |
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Title | (質問) 循環器病薬におけるジェネリック医薬品の現状について教えて下さい (高知県:N.T.) |
Subtitle | 質疑応答 |
Authors | 廣谷芳彦* |
Authors(kana) | |
Organization | *大阪大谷大学薬学部臨床薬剤学講座 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 28 |
Number | 4 |
Page | 329-332 |
Year/Month | 2007/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「日本のジェネリック医薬品の現状」昨年4月より, 処方せんに「後発医薬品への変更可」欄が設けられ, 後発医薬品(ジェネリック医薬品)(GE医薬品)の使用が推奨されている. この2006年度に導入されたGE医薬品使用促進策に対する検証結果が7日, 中央社会保険医療協議会・診療報酬改定結果検証部会に報告された. 後発品に対する医療機関や医師側の対応・意識について調査されたのは初めてで, 外来患者に対しては約6割の医師が処方せんの「変更可」欄をチェックした経験があった. GE医薬品に問題があるとして「処方しない」医師はいるが, 7割は「特にこだわりがない」とし, 入院患者に使用した医師の8割は「問題が生じた経験がない」など, 強い抵抗感はうかがわれなかった. 一方, 薬局側では, チェックのある処方せんを持参した患者に対し, 後発品の説明を行ったのは, 「1割未満」と回答した薬局が約半数に上り, 積極的に説明していないことが示唆された. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |