Japanese
Title反射性循環反応と循環制御
Subtitle巻頭言
Authors土肥修司
Authors(kana)
Organization岐阜大学医学系大学院麻酔・疼痛制御学
Journal循環制御
Volume29
Number2
Page105-106
Year/Month2008/9
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract1981年のDickinson W. Richards(1956年ノーベル賞受賞)記念講演(at the 51st AHA)において, MayoクリニックのJohn T. Shepherdは“The Lungs as Receptor Sites for Cardiovascular Regulation”と題した講演をおこなった1). 駆け出しの麻酔科医として, マスク・バックの人工呼吸で毎日の麻酔をおこなっていた私は, この論文のタイトルの素晴らしさに感嘆したものである. 麻酔科を専門とし始めた頃, 肺を過膨張させると血圧が低下し, 心拍数も動く. なぜ心拍数が動くのか, 食道内聴診器ではわからない. 当時臨床麻酔に導入され始めていた直記式心電図を確保するのが朝一番の仕事であった. 心電図によって発見された呼吸性不整脈をみたアメリカ帰りの先輩は, 手術を中止した. 私の麻酔科スタートはそのような時代であった. なぜ, 気管内挿管や気道内吸引で血圧や心拍が変動するのか, 分からない. ほどなくしてわが国に「循環制御」を学際的に研究・討議する医学会として日本循環制御医学会が組織された. 私はその活動に期待した.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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