Abstract | 今年で13回目を迎える日本心臓血管麻酔学会学術集会が, 琉球大学医学部生体制御医科学講座麻酔科学分野の須加原一博教授を会長として, 2008年11月1日(土)と2日(日)の2日間にわたり沖縄コンベンションセンターで開催された(写真1は挨拶の言葉を述べられる須加原会長). 福岡空港から機上の人となること約1時間半, 沖縄の地に降り立ったが, …暑い!福岡から来た私ですらその暑さに驚いたのだから, 北のもっと涼しいところから参加された先生たちにとってはこたえたのではないだろうか. かなり暑いとは聞いていたものの, 道端でかき氷やらアイスやらが売られ, 半袖姿の人が次々とそれらを買っておいしそうに食べている光景を見ると, 11月であるのが信じられなかった. 学術集会は, 招待講演, 特別講演各1題, 基調講演2題, 教育講演4題(およびその1題に続く形でミニ教育講演1題), シンポジウム2題, さらにいつも心臓血管麻酔学会で開催され, あまりに好評なので参加受付がすぐ締め切られてしまうTEEとCPBのワークショップ, 加えてTEEのセミナーとレクチャーもありと盛りだくさんで, 今回の学会テーマの一つである, 「専門性を高め」ようとする参加者にとっては, 「こんなに興味のある講演がいっぱいあるのに, 時間が重なって全部聴けないよ〜!!」と叫んでしまいそうなほどの充実ぶりだった. |