Japanese | |
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Title | II 2型糖尿病例における冠動脈硬化の進展に対するpioglitazoneとglimephide効果:PERISCOPE無作為比較試験 |
Subtitle | 文献紹介 |
Authors | 野々木宏 |
Authors(kana) | |
Organization | 国立循環器病センター心臓血管内科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 29 |
Number | 3 |
Page | 274-274 |
Year/Month | 2008/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 要約:2型糖尿病に対する治療で, glimepirideに比べてpioglitazoneは冠動脈硬化進展防止効果が強い. 2型糖尿病で冠動脈疾患を有する543例に対して, 冠動脈内超音波(IVUS)を実施後, pioglitazone15〜45mg(インスリン感受性改善薬)とglimepiride1〜4mg(スルフォニルウレア系, インスリン分泌刺激薬)を無作為に割り付け, その18ヵ月後に再度IVUSを実施した. 主要評価項目は, IVUSにおけるプラーク体積(PAV)の変化率である. glimepirideではPAVは0.73%増加したのに対し, pioglitazoneでは0.16%減少した. 空腹時インスリン値はpioglitazoneで減少し, glimepirideで増加した. HbA1C値は, 共に減少したが, 減少度はpioglitazoneで大きかった. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |