Japanese | |
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Title | 周術期におけるリアルタイム3DTEEの有用性 |
Subtitle | 特集 循環制御のモニター・治療の進歩 |
Authors | 平崎裕二*, 末松義弘** |
Authors(kana) | |
Organization | *筑波記念病院麻酔科, **筑波記念病院心臓血管外科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 31 |
Number | 1 |
Page | 3-8 |
Year/Month | 2010/7 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「はじめに」経食道心エコー(TEE)は周術期における血行動態のモニターとして, また心臓の病理を診断する装置として急速に浸透した. 近年リアルタイムで心臓の三次元(3D)構造を表現できるTEE(RT3DTEE, iE33, フィリップス, 米国)が本邦に導入され, 手術室において使用されるようになりつつある. 当院では2008年1月より心臓血管外科手術の周術期管理にこのRT3DTEEを用いてきた. 本稿ではRT3DTEEの周術期における有用性について, 当院における経験を基に検討する. 「RT3DTEEの概要」従来の2DTEEは一列に配置された超音波素子より発せられた超音波ビームの反響信号を解析して心臓の断面を表示しているのに対し, RT3DTEEは大量の超音波素子を平面上に配置したマトリックスアレイトランスデューサより送られた超音波ビームのエコー情報を一度に取得し, 立体画像として表示することができる1). |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |