Japanese | |
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Title | (質問)睡眠時無呼吸症候群についてご教示下さい(福岡県: T.K.) |
Subtitle | 質疑応答 |
Authors | 林哲也 |
Authors(kana) | |
Organization | 大阪医科大学内科学III, 大阪医科大学附属病院臨床治験センター |
Journal | 循環制御 |
Volume | 31 |
Number | 2 |
Page | 165-167 |
Year/Month | 2010/10 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「はじめに」睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome: SAS)という病名は, 平成15年に発生した山陽新幹線運転士居眠り事故をきっかけに, 一般の人にも知られるようになった. SASでは, 睡眠中に断続的な無呼吸を繰り返すことにより, 日中傾眠・集中力欠如などの症状が認められる. そのために睡眠や生活の質(QOL)が低下し, 労働災害や交通事故の原因となるため, 社会的にも注目されている. 「SASの定義」睡眠時の呼吸障害には無呼吸と低呼吸があり, 鼻や口の空気の流れが10秒以上停止する場合を無呼吸, 換気量が通常の50%以下に低下した状態が10秒以上持続する場合を低呼吸という. 1時間あたりの無呼吸ならびに低呼吸の平均回数を無呼吸低呼吸指数(apnea hypopnea index: AHI)と呼び, AHI≧5の場合にSASと診断される. 米国睡眠学会の基準によれば, AHIで5〜15回が軽症, 15〜30回が中等症, 30回以上が重症となる. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |