Japanese
Title包括医療評価(DPC/PDPS)における診療のあり方
Subtitle巻頭言
Authors小山信彌
Authors(kana)
Organization東邦大学医学部外科学講座心臓血管外科
Journal循環制御
Volume32
Number1
Page1-2
Year/Month2011/4
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract2003年より82の特定機能病院において急性期疾患入院患者に対しての診療報酬支払い制度として, それまでの出来高方式から包括医療評価制度(Diagnosis Procedure Combination/Per-Diem Payment System: DPC/PDPS, 昨年12月よりこの名称に決まった)が導入され今年で9年目を迎える. 現在では準備病院も含めると1,500病院を超えるまでに普及してきた. 病床数では45万床を超え, 一般病床数の半分以上を占めるまでになっている. この目的は, DPCという全国共通の診断群分類(診断名)を用いて, 医療を透明化し, その質を評価し, 医療の無駄をなくする方法として考案された. つまり, このDPCという分類法を用いて, 疾患ごとに包括評価を行い, 診療報酬の支払いをする方法をDiagnosis Procedure Combination/Per-Diem Payment System: DPC/PDPSとしている. つまり, 我々が行っている医療行為を疾患ごとに, 手術あるなし, 処置あるなし等で14桁の数字に当てはめて診療行為を評価して診療報酬を支払うものである.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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