Japanese | |
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Title | STICH試験はエビデンスに基づいた結果を出している |
Subtitle | 文献紹介 I |
Authors | 夜久均 |
Authors(kana) | |
Organization | 京都府立医科大学大学院医学研究科心臓血管外科学 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 32 |
Number | 1 |
Page | 47-48 |
Year/Month | 2011/4 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「要約」: このEditorialは上記“The STICH trial unravelled”に対する反論である. 過去の大きなシリーズで, 心筋症に対する左室形成は比較的低い死亡率で良好な成績を示しており, 経験的にどのような患者が左室形成に適切かも明らかになってきた. しかしこれらの成績と, CABGのみの成績との比較は無く, 遠隔期における臨床成績は示されていない. STICH試験は左室形成の効果を遠隔期まで評価した最初の大規模無作為試験である. まず最初にSTICH試験の症例が左室形成の適切な基準を満たしていないという点であるが, 確かに当初はもう少し厳しく基準を決めていた. しかし症例数を満たすために施設数, inclusion criteriaを拡大することを選んだ. ただしこれらのプロトコールの変更は, 別の論文の電子appendixに要約しており, 様々な委員会で認められた. 第二については著者の引用間違いで, STICH試験では前壁でakinetic/dyskineticの部分が中央値で50%であった. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |