Japanese
TitleBLS Providerが胸骨圧迫で胸に置く手の位置の検討
Subtitle文献紹介 II
Authors岡田和夫
Authors(kana)
Organization日本蘇生協議会
Journal循環制御
Volume32
Number1
Page48-49
Year/Month2011/4
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
AbstractBLSで胸骨圧迫の重要性が2005, 2010CoSTRで強調されているが, 胸におく手の位置に関してうやむやになっている. 乳首を結んだ胸骨ということであったが(2005), 胸の真ん中と簡単になった(2010). この2通りの方法を人で行い胸部CTで手の位置を確認してどちらがより適していて, 手の位置が胸骨上でばらついていないかを解剖学的に検討した. この研究が今までなされてないのが不思議であった. 胸骨圧迫で心拍出量が得られる理論に, 心臓直接圧迫説, 胸腔内圧上昇説があるが, これとも関連した検討をしている. 胸の中央に手を置くと, 胸骨下1/3に位置するという理論で, これをどちらの方法がよく確保できるかを調べた. 胸の真ん中に手を置く方が, 胸骨の上半分におかれて, 手の位置のばらつきも多かった. 乳首を結んだ線の手の位置は腹部に近い位置の胸骨上であった.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

【全文PDF】