Japanese | |
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Title | 遺伝学的メタ解析によるCRP濃度と冠動脈疾患の因果関係の検討 |
Subtitle | 文献紹介 III |
Authors | 北本史朗 |
Authors(kana) | |
Organization | 九州大学大学院医学研究院先端心血管治療学講座 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 32 |
Number | 1 |
Page | 51-51 |
Year/Month | 2011/4 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 血中CRP濃度は冠動脈疾患リスクと相関することが報告されている. 本研究はCRP濃度自体が冠動脈疾患の原因因子であるか否かヒト遺伝子多型を用いて検討した. 15ヵ国47件の疫学研究より冠動脈疾患患者46,557人を含む194,418人のデータを収集し, メンデル無作為化メタアナリシスを行った. CRP遺伝子の4つの一塩基多型(SNP)を検討した結果, 個々のSNPとCRP濃度は最大で30%関連していたが冠動脈疾患のリスク比との有意な関連は認めなかった. また, 複合解析でも遺伝学的にCRPの自然対数濃度が1SD上昇した場合の冠動脈疾患のリスク比は1.00であった. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |