Japanese
TitleIII マクロファージRAW264.7におけるStreptococcus mutansにおけるTNF-αおよびIL-1β産生経路/SIRT3依存性の脱アセチル化はアセトアミノフェン誘発肝障害を悪化させる/虚血心筋に対する選択的COX-2および非選択的COX阻害薬の効果
Subtitle文献紹介
Authors井尻好雄
Authors(kana)
Organization大阪薬科大学循環病態治療学
Journal循環制御
Volume33
Number2
Page125-126
Year/Month2012/8
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstractグラム陰性菌であるStreptococcus mutansは虫歯の主要な病原因子であり, 血流に入るとしばしば全身性の亜急性心内膜炎を引き起こすといわれている. しかしながら, Streptococcus mutansがそのような病気の原因となる正確な機序はよくわかっていない. 本研究では, その原因となる機序を明らかにするために, Streptococcus mutansによって誘導される炎症性サイトカインであるtumor necrosis factor-α(TNF-α)およびinterleukin-1β(IL-1β)の産生経路をreal-time polymerase chain reaction(RT-PCR)およびenzyme-linked immunosorbent assay(ELISA)によって検討した. その結果, Streptococcus mutansはTLR2, TLR4を介してMAPKおよびNF-κBを活性化し, TNF-α, IL-1βの産生を誘導している可能性が示された.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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