Japanese
Title循環器疾患と睡眠呼吸障害: 新たな治療戦略ASVの意義とは
Subtitle総説
Authors西坂麻里*1,*2, 安藤眞一*1
Authors(kana)
Organization*1九州大学病院睡眠時無呼吸センター, *2九州大学大学院医学研究院循環器内科
Journal循環制御
Volume33
Number3
Page150-163
Year/Month2012/12
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract「はじめに」近年, 心不全をはじめとする様々な心血管疾患に高率に睡眠呼吸障害(Sleep disordered breathing: SDB)が合併すること, ひいては心血管疾患の発症と進展に大きく関与する可能性が知られるようになった. 循環器診療領域におけるSDBマネージメントの重要性が認識されるようになり, この現実を反映した2008年米国での「AHA/ACCによる睡眠時無呼吸と心血管病変に関するガイドライン」1)発表に次いで, 我が国でも2年遅れて日本循環器学会から「循環器領域における睡眠呼吸障害の診断・治療に関するガイドライン」2)が出版された. SDBに対しては, 主に閉塞性障害においては持続陽圧呼吸(Continuous positive airway pressure: CPAP)療法が, 中枢性障害には在宅酸素療法(Home oxygen therapy: HOT)が治療の主体であった.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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