Japanese | |
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Title | ダイレクト レニン インヒビター(Direct Renin Inhibitor: DRI) |
Subtitle | 総説 |
Authors | 廣岡良隆 |
Authors(kana) | |
Organization | 九州大学大学院医学研究院先端循環制御学 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 33 |
Number | 3 |
Page | 164-169 |
Year/Month | 2012/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「はじめに」高血圧治療ガイドライン2009(JSH2009)において, アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)とAT1受容体ブロッカー(ARB)が高血圧治療の第一選択薬として位置づけられており, さらに心肥大, 心不全, 心筋梗塞, 心房細動, 蛋白尿, 腎障害, 糖尿病/メタボリックシンドローム, 脳血管障害, 高齢者においては積極的な推奨薬とされている. 現在, ACE阻害薬, ARBと同様にRAA系に作用する阻害薬として「直接的レニン阻害薬(Direct Renin Inhibitor: DRI)」が国内でも使用可能であり, 本稿ではこのレニン阻害薬の特徴, ならびに臨床的意義について概説する. 「レニン阻害薬開発の経緯」レニン阻害薬としてアリスキレンが2007年に高血圧治療薬として米国で発売され, 日本においても2009年に実地臨床に登場した. しかし, レニン阻害薬の開発の歴史は長く1950年代にまで遡る. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |