Japanese
Title麻酔および無麻酔動物における神経性循環調節について
Subtitle特集-第6回循環制御研究会記録 III. 特別講演
Authors二宮石雄*
Authors(kana)
Organization*国立循環器病センター研究所心臓生理部
Journal循環制御
Volume6
Number3
Page275-283
Year/Month1985/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstract「はじめに」従来, 循環調節に関する生理学的研究の大部分は種々なる麻酔下の動物で行われ1), さらに手術というストレス状態下で行われて来た. 主なる疑問は, この様な実験条件下で得た結論を, そのまま無麻酔, 自由行動下の動物や人の循環調節に外挿出来るか否かであった. 循環系の自己, 液性および神経性調節機構のうちで, 最も麻酔薬の影響をうけるのは神経性調節である. 最近, 無麻酔, 自由行動下の動物から一部の調節神経信号を記録, 解析することが可能となり, 従来の麻酔下実験では得られなかった調節機構が重要であることが報告2-6)され, 又, 麻酔下で得たデータの結論をそのまま適用出来ないことが明らかとなりつつある. 臨床的な問題と関連しては, 麻酔の主要な役割である「意識」と「痛み」をとるために使用する各薬剤の血圧受容器特性等への直接作用並びに両者が無くなるためにおこる高位中枢性循環調節の変化について考慮する必要があるが, 前者についての研究7, 8)が主であった.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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