Japanese
TitleNMRと心機能
Subtitle講座
Authors田中邦雄
Authors(kana)
Organization旭川医科大学医学部附属実験実習機器センター
Journal循環制御
Volume9
Number3
Page369-375
Year/Month1988/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract1. はじめに 1973年にそれまでの画像診断法とは全く異なる技術であるNMR(Nuclear Magnetic Resonance:核磁気共鳴)法を用いた映像法の基本原理が提案され, 以後英, 米国を中心に活発な基礎研究が展開され, 1980年代に入り臨床用NMR映像装置が開発されるに至った1). その後, 今日まで急速な技術改良が進められ2), 我国でも既に200台以上の装置が臨床応用されている. 臨床用NMR映像装置は最近ではMRI(Magnetic Resonance Imaging)と呼ばれるが, その基本となるNMR現象は1946年にBlochら及びPurcellらによってそれぞれ独立に観察された. 本法は水素(プロトン)などの原子核を静磁場中に置き, これにラジオ波帯の電波を照射し, そのエネルギーの吸収を観測する分析法の1つであり, 有機化学などの分野で構造解析手段として広く用いられてきた. 原理的にX線などの被曝がなく, 細胞や組織に対して非破壊的な測定法であり, 生体内に自然に存在する原子核(MRIでは主に生体水分中のプロトンを対象)の分布や存在状態を反映する信号を用いるので, 生理学的, 生化学的情報を含んだ画像を提供する.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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