Japanese
Titleα2アゴニストの薬理作用とその臨床応用 -クロニジンを中心に-
Subtitle講座
Authors真弓享久*, 劔物修*
Authors(kana)
Organization*北海道大学医学部麻酔学講座
Journal循環制御
Volume13
Number1
Page153-160
Year/Month1992/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract「はじめに」α2アゴニストは1970年代から獣医学分野では麻酔補助薬として頻用され, 麻酔との関連では決して新しい薬物ではない1). 麻酔科領域におけるα2アゴニストとしてクロニジンが使用されており, 麻酔薬の投与量減少, 唾液分泌物減少, 循環系の安定維持作用があるなどの有用性のほかに, クモ膜下腔や硬膜外腔への注入による疼痛緩和が認められている1〜3). α2アゴニストの麻酔科領域における臨床応用のためには, これらの有用性を念頭におきながら, どの様な患者に, いつ, どの位, どのような経路で投与するのが安全なのかを確立していくことが必要となる. また, α2アゴニストと麻酔の機序がどのように関係しているのか, 痛みの機序との関連とともに麻酔科医にとっての究極の課題に迫る可能性をもった薬物でもある. 本講では, α2アゴニストの作用機序をレセプタ(受容体)・GTP結合蛋白質(以下Gプロテイン)・効果器という細胞内情報伝達機構から概説し, それに基づいてクロニジンの薬理作用を解説したい. 「1. α2受容体の局在部位」アドレナリン受容体は1948年Ahlquistによりαとβの2種類に分類され, その後1967年Landはβ受容体をβ1, β2に, 1974年にLangerはα受容体をα1, α2に細分化した4).
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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