Japanese
Title呼吸管理中の換気力学モニタ―CP-100(Bicore, USA)とOMR-8101(日本光電)―
Subtitle機器紹介
Authors桑山直人, 武澤純
Authors(kana)
Organization名古屋大学医学部附属病院救急部・集中治療部
Journal循環制御
Volume14
Number4
Page573-578
Year/Month1993/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract「はじめに」呼吸管理の進歩は, 人工呼吸器の進歩といってもよい. 人工呼吸器の役割には肺の酸素化能を改善したり, 換気効率を上げることの他に, 患者の呼吸筋補助が挙げられる. 特に最近は患者の自発呼吸をいかにうまく補助したらよいか, 患者に不必要な負担をかけずに人工呼吸器から早く離脱するにはどうしたらよいかを模索する研究が進んでいる. その目的のために, 多種多様の新しい換気モードを登載した人工呼吸器が次々に発売されているが, これらの換気力学を十分理解することは容易ではない. これまでの呼吸管理モニタは人工呼吸器で測定される気道内圧や呼吸回数, 1回換気量といったアラーム的役割のものが多かった. しかし自発呼吸下に新しい換気モードを駆使して人工呼吸管理することが多くなった今日では, 従来の換気モニタでは正確な換気状態を把握しきれない. そこで患者側の換気力学的モニタをすることで, 患者と人工呼吸器との相互関係をより正確に把握して, 呼吸管理に役立てようと新たな考え方が生まれてきた.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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