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Title | 敗血症性ショックにおける高サイトカイン血症とPMMA-CHDFによるサイトカインモジュレーションの効果‐心原性ショックとの比較 |
Subtitle | |
Authors | 織田成人, 平澤博之, 仲村将高, 渡辺圭祐 |
Authors(kana) | |
Organization | 千葉大学大学院医学研究院救急集中治療医学 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 27 |
Number | 4 |
Page | 275-279 |
Year/Month | 2006/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「はじめに」近年, 敗血症性ショックの病態にサイトカインを中心とした免疫‐炎症反応が深く関与していることが明らかにされている1〜3). すなわち, 感染をはじめとする各種侵襲によって単球やマクロファージなどの免疫担当細胞が活性化されると, TNF-αやIL-1β, IL-6, IL-8などの炎症性サイトカインが産生される. 通常, これら炎症性サイトカインに対して抗炎症性サイトカインやリセプター拮抗物質などが産生され, 侵襲に対する生体反応を制御する方向へ働くが, 侵襲が高度であったり長期間持続したりすると, これら炎症性サイトカインが血中で高値となるいわゆる高サイトカイン血症(hypercytokinemia)となり, その結果好中球や凝固系, 補体系などの各種のmediator cascadeが活性化され, その結果産生された各種medlatorによって臓器灌流異常や血管内皮障害, 重要臓器の細胞障害を生じ多臓器障害(multiple organ dysfunction syndrome:MODS)へ進展すると考えられている1〜3). |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |